イチゴ大福


手を引かれ、連れていかれたのは大きめの倉庫。

「ここ、どこだよ…」

俺がぼそっとそう言うと、

「あ?ここは、俺らの基地だよ。」

「は?基地?」

なんでそんなところに俺を連れてきたわけ?

自分達が危ないことしてるのわかってんのかよ、こいつ。

「おーい!みんなー!いるかー?」

そう、男が叫ぶと、

「お!おかえりなさい!」

そう言って出てきた奴ら。

1、2、3…

「四人だけ?」

俺はつい、声に出してそう言ってしまった。

「お?そーだけど?ってか、コイツ誰?」

そう言って睨んできた赤髪。

「テメーこそ誰だよ、ちび。」

俺は挑発するようにそう言った。

「まーまー!そんな牽制し合うなよ。」

そういいながら間に入ってきた男。

「そう言ってるお前はだれだよ。」

黒髪の男。

「俺?俺はせいじ。よろしくな!」

「は?よろしくするつもりなんてねーけど。」

「お前、何様だよ。」

そう言って掴みかかってきた金髪の男。

「落ち着け、しゅう。」

そう言ってそいつをなだめた青髪の男。

「だってよ!」

気に食わないように、言い訳をしようとした金髪の男。

「お前はいつまで経っても馬鹿だな。
恭弥さんが連れてきたんだぞ?
何も考えてないはずないだろ。」