イチゴ大福


「おーう!恭弥!」

先生は手を挙げながらその名前を口にした。

「お!たつ先!学校どーしたんだよ」

そう言って笑った男。

初めて思った。

綺麗だって…

金髪が太陽に反射して、キラキラしてたから。

「ちょっとさぼっちまった!」

たつ先がそう言って笑うと、

その男もニカッと笑っていった。

「しっかりしろよー!」

「おう!気が向いたらな!ってかよ、こいつ、知ってるだろ?」

そう言ってたつ先は俺を前に突き出した。

「あ?あー!ぼっちヤンキーじゃんな!」

そう言って笑った男。

ぼっちって…

「お前も今ぼっちじゃねーかよ。」

「え?俺?俺は仲間がいるもん。ぼっちじゃねーの!」

もんって、ガキじゃねーんだから…

「くだらねぇな。」

俺は冷たい口調で言い切った。

「…前の俺と同じこと言ってんじゃねーかよ。
おし!決めた!俺らんとこに来い!」

「…は?」

「俺らんところ、紅鮫つーんだけど、知ってるか?」

「紅鮫!?ここら辺のトップじゃねーかよ、」

「お!知ってんな!なら話ははえーや。さっさと行くぞー」

「は?嫌だ。」

「たつ先、連れてっていいっしょ?」

「おう!もちろん!」

「は!?嫌だ。って言ってるんだけど!」

「さー!行こう!」

そう言って手を掴まれた。

「放せよ!」

「はいはいはーい!ほほほほーい」

…なんなんだ、こいつは。