一生の恋バナ





やっと海に着いた。


岩と岩の間に挟まれるように


朝焼けが出てきた。


すごく、綺麗だった。


れいら『綺麗…』


絢香『うんっ…』


誠『ああ…』



─私、みんなとここにこれてよかった。


心からそう思う瞬間だった。