私『えっ??』
れいらがついてった?
でも、別に…
私の気にすることじゃないよね。
私『じゃあ、お風呂準備と食材に分かれよっ』
誠『俺、美紅と食材集めてくるわ。
男女に分かれると…色々心配だからなっ』
陽介『同感。じゃあ、絢香風呂準備やるぞっ』
と言って陽介たちは森の中に消えてしまった。
誠と2人きりなんて久しぶり過ぎて緊張するよ…
なんでか、わかんないけどれいらと類のこと気になるし…
誠『俺、海潜ってくるから…
美紅は貝でも拾っとけ』
私『わ、わかった!!』
誠『あんま遠くに行くなよ?』
私『大丈夫っ』
誠『それと…類たちのこと
あんま気にすんなよっ…?
じゃあ、行ってくるな』
そう言って誠は足早に行ってしまった。
誠…私のことを気遣ってくれて…
私、自分の事ばっかり考えてたね…
ごめんね。誠…
─よし。いっぱい集めよう。
あの冷静な誠が驚くくらいに。

