一生の恋バナ





次の日の朝、私はいつもより早く起きて


ハムエッグとフレンチトーストとサラダとコーンスープをみんなの分を作っていると


陽介『なんかいいにおいする〜』


私『陽介おはようっ』


陽介『おはよう〜美紅ちゃんっ♪

朝ごはん作ってくれてるの?』


私『うんっなんか、珍しく早く起きたから〜。

そういえば陽介と絢香はファッションショーの

ことで…進んでる?』


陽介『衣装は大体は決まったかなあ〜

ほとんど絢香が決めてくれてるからね〜』



私『そっかあ〜まあ、お互い頑張ろうね!!』


陽介『うんっ』


私『あっ私、類に一応朝ごはん持ってくね』


陽介『俺も絢香に持っていこうかなっ…

なんてね〜♪あ、朝ごはんありがとね〜』


私『はーいっ』


陽介と絢香にはうまくいってほしいな…



なぜか、この時無性にそう思った。




─トントンッ


私『類起きてる??朝ごはん持ってきたよっ』


ドアを開けると類がまだスケッチブックに向かって何やら描いていた。


私『類??』


と言った瞬間スケッチブックを隠して


類『わっ!!おはよ。てか、このひざ掛け…

ありがとな』


私『あっいいよいいよっ…

あの、服ほんとありがとね。

それと、朝ごはん作ってきたのここ置くね?』


類『まじ?毒入ってないよな??』


私『類のだけ特別入れましたけどなにか?』


類『冗談だってーじゃあいただきますっ』


一口食べて黙り込む類…


私『どう…??

私、味見するのわすれたんだけど…』


類『めっちゃうめえよ?俺の嫁になるか??』


私『バカっ大袈裟すぎ!!でも、よかったっ』


しばらくして、


類はぺろりと朝ごはんを平らげた。


私『てか、類って絵描くの得意なんだね』


類『えっ!!やっぱ、美紅昨日見たのか??』


私『う、うんっ。なんか勝手に見ちゃってごめん』


類『じゃなくて…んーまあ、いいや!!』


私『えっ??何が何が??』


類『まあ、いーんだよ』


あっ…スケッチブックとか持ってたってことは


私『類、将来デザイナーなりたいの??』


類『うーんデザイナーではないけど、

絵描き??っていうもんかな??

好きなもの描けたらいい的な感じ?』


私『へえー意外だなぁ…小さい頃からの夢だったり?』


類『んー…昔の記憶ってねえんだよなー。

なんか、

暇なときとか気付いたら絵とか描いてたからな』


私『そうなんだ…

実は私も昔の記憶ってないんだよなー…』


類『忘れっぽいからじゃね?』


私『うるさいなっ!!

もう…とりあえずファッションショーのこと進めよ!!』


類と私…どこかしら似てるとこあるんだよな…




これって…偶然??