一生の恋バナ



類side



誠が…ペナルティ?



え。ということは美紅とキスしたのは…



─陽介!?


どうなってんだよ…


でも、美紅あんまり気にしてねえみたいだし…


今はとにかく誠のペナルティを気にするべきか…



絢香『しばらくみんな部屋で休も?

私は部屋に行くね』


美紅とかんなと続いて部屋に行った。


しばらく沈黙して…


俺『おい。陽介どうなってるんだよ?

お前だろ?美紅とキスしたの』


陽介『…』


誠『陽介を責めんなよ。俺が頼んだんだ...』


俺『はっ?何言ってんだよ。ふざけんな!!』


ドンッ


気が付いたら俺は誠を殴っていた。


倒れた衝撃にすごい音がしたから、女子達も駆けつけてきた。


美紅『ちょっと何やってんのよ!!喧嘩なんてしてる暇ないでしょ?』


かんな『誠くん血が...』


すると美紅が誠の元に駆け寄って


美紅『誠。手当てするから私の部屋来て』


俺はただ呆然と立ち尽くしてるしかできなかった。




なんだか、美紅が遠く感じた。