類side



美紅…今頃泣いてるかな?


あいつきっとほんとは弱いよな?


でも、人には泣くところ見せないんだよな。


俺『あぁ~もう!!誠ッ!俺、頭冷やしてくる』


誠『了解』


とりあえず森近くにあったはずだから森にいこう…


切り株に座って考えてると…


足音が聞こえた。


後ろ姿でわかった。


俺『美紅…??』


そう言った瞬間、俺は美紅に抱きつかれた。


えっ…やばい。俺、今ぜってえ顔赤い…


美紅は何度も謝ってきた。


謝んのは俺の方だけどな…


でも、仲直りできて良かった。


てか、美紅一人で森とか危ねえだろ。


美紅、自分のこと女だって自覚してんのか?


俺、美紅に何かあったら…


あー。


美紅のこと何かわかんないけど


気になって仕方ない。