私が小学3年生の頃…
自分でいうのもなんだけど、
私はクラスの中心的な存在だった。
私は友美(ともみ)と奈々(なな)という
クラスメイトと
3人でよく行動していた。
でも、そんなある日突然始まったのが
“いじめ”
友美と奈々がクラスの浮いていると言われる
紗奈(さな)ちゃんの悪口を言い出したのが
はじまりだった。
友美『紗奈ちゃんさ、
昨日も同じ服着てたよね?』
奈々『言われてみればそうかもっ
きったなーいっ』
私『そんなの、人それぞれだからっ!
それより、昨日のテレビ見た~?』
私は、臆病で友美と奈々に嫌われるのが
怖くて、話題を変えることしか出来なかった。
でも、どんどんエスカレートしていき
ついには、紗奈ちゃんのランドセルに
虫の死骸を入れたり、
靴の中に画鋲を入れたり…
ある日、沙奈ちゃんが教室に靴下で入ってきた
友美『あれ?沙奈ちゃん靴ないのー?』
奈々『いつも靴なんて履いてたっけ?』
─クスクスッ
みんなの笑い声が聞こえてくる。
友美『あっでも~確か、美術室の
ゴミ箱に捨ててあった気がする~』
奈々『やだ~っ
誰かゴミと間違って捨てたのかな~?』
紗奈ちゃんはうつむいている。
私は教室を飛び出した。
友美『えっ美紅どこいくの〜!?』
数分後…
私は教室に戻り、
奈々『美紅、どこ行ってたの?
ってそれ!』
私は紗奈ちゃんの所に行き、
私『紗奈ちゃん…これっ
まだゴミかぶってないから綺麗なはずだよっ
汚くないから…はきなよっ』
私は美術室に急いでいき、
紗奈ちゃんの靴を探しに行ったのだった。
紗奈『美紅ちゃん…グスンッ
あ…ありがとう…』
紗奈ちゃんは泣いて私に抱きついた。
私『もう、私こんなことしたくない
こんなのいじめだよ?
友美も奈々もどうしちゃったの?』
しばらくの間、沈黙が流れた。
友美『紗奈ちゃん…ごめんね』
奈々『私もごめん…』
よかった…
奈々も友美もわかってくれた…
その日の帰り
れいら『今日美紅かっこよかった!
私もいじめ嫌だったんだ…
でも、見ていることしか出来なかった』
私『私もだよっ
友美と奈々とは一緒にいて楽しいけど
最近いじめが始まってからはね…
でも、わかってもらえたみたいでよかった!』
れいら『うんうんっ!』
私『あっ!類のこと置いてかえっちゃった』
れいら『あ、忘れてたねー
今年からクラスも離れちゃったからねーっ』
私『まあ、きっと道草して
帰ってくるよっ』
すると、
『だーれが道草するってー?』
後ろを見ると類が…
『『ぎゃー!!』』
私とれいらは走って逃げた。
類『こら!待てよおいっ!』

