類side


美紅にパーカーをやって、


俺は、傷のことをすっかり忘れてしまっていて


見せてしまった。


美紅がポカンって口あけて


俺に聞いたから


正直に答えた。


って言っても


俺、事故にあったの何も覚えてねえんだけど。



えっ!?


美紅??


美紅が急に頭をかかえてしゃがみこみ、


倒れた。



俺『おい!美紅っ

しっかりしろ!!』


シートのところで休んでた誠が


異変に気付いて駆け寄ってきた。



俺『誠!救急車だ!

早く!!』


救急車に運ばれていく中や


病院についてからも


美紅はずっとうなされていた。