あたしの目的の場所は、トイレではない。


職員室。


職員室を覗くと、お目当ての先生、高島先生も居た。



「失礼します。高島先生に用があってきました」


「はーい?」


高島先生は、ドアのところまできてくれたので、あたしがなかに入る必要はなかった。