「凛奈ちゃん、最近光輝くんとどう?」


「うーん…
席が遠くて、喋るチャンスがなかなかなくって」


そう言って遠くを見つめる凛奈ちゃん。



「そっか
やっぱ好きな人とはいっぱい喋りたいよね~」


「うん(泣)」


あたしは少し考えて、席を立った。



「ごめん、トイレ行ってくるね」