統夜〜SIDE〜 リビングで組員と話をしていた。 襖が開き見やると洸夜がいた。 『兄貴。話。』 それだけで通じるのは、兄弟だからだろうか側にいた年があったからだろうか呆れて物も言えない。 『兄貴。月美を諦めてくれねぇか。』 「はぁ…諦めきれないのが本音なんだけど。」 本当こいつはよ。 直球なんだよな。 『頼む。俺の全てをかけてもいい。』 「…全てだな?じゃ一つ条件がある。お前が………」 『あぁ。わかった。』 俺もつくづく甘いな。