結局洸夜と一緒に行く事になった。



家に付くと広さといい人の数と言い凄かった。



「おかえりなせぇ、若。そちらのお嬢さんは…」



ちょっと年老いたお爺さんがあたしに視線をやる。



『浅雛月美です。お邪魔してます。』



『俺の客』



そう言ってあたしの腕を強引に引っ張りあたしは、洸夜の腕の中にすっぽりハマった。



後ろには、統夜がいた。