統夜〜SIDE〜


『統夜。お嬢ちゃんは、この街を出るそうじゃよ。』



はぁ!?



月美が!?



この街を?



『パチこくな!糞ジジィ!』



少し不安になりながら俺は、月美ん家にいこうとした。




『もう、おせぇ。明日にしろ。』




『ちっ…親父に関係ねぇだろーが。』



親父に引き留められ俺は、行くのを辞めた。