だから私は、飯島さんにノートを返した。


見てると、今までの日々を思い出してしまって辛いから・・・・・・。



私との時間を無しにしようと思って返した。




私のありがとうのつもりだった。



一緒にいると決心が揺らいじゃうから、私は急いでその場を去ろうとした。


引き止められたときはすごく焦った。




『言ってくんなきゃわかんねえだろ・・・・・・・・っ!!』




あのときの

飯島さんの言葉。




私は傷ついたりする資格なんか無いのに


涙があふれた。




飯島さんを
困らせてしまった。



それからメールが来なくなった。



飯島さんもさすがに私に呆れたんだと思う。



これで良かったんだ。


自分に言い聞かせて過ごしてたけど




余計に私の心は辛くなった。



私の涙腺はすごく弱くなってて・・・・

毎晩飯島さんのことを思い出しては泣いて過ごした。