俺はとにかく捨てまくって、気づくともうゴミ袋が4袋パンパン。 「ここまでやりゃー十分だろ」 後は掃除機をかけるだけ。 俺は椅子に座って一息ついた。 机の引き出しに視線がいく。 「・・・・・・・・・・」 俺は一番上の引き出しを開けた。 無地のノート。 未央から返されたあのノートだ。 今までの俺と未央が過ごしてきた時間のノート。 切ない思いをしたノート。