『準備できたな…。撃てええええええ!!!』
「いくぞおおおおおおおお」
<パリイイイイイン>
『なっ!?』
驚くのは無理もない。
それより…
「丹野!!太一!!」
「「わかってる!!」」
早く銃弾を止めなければいけない。
それも、飛び込みながら。
丹野さんが右手を思いっきり横に振って弾丸を撥ね返した。
太一さんが銃弾の時を止めた。
何の指示もしていない野口さんと加茂さんは、
風を使って魔法使いを蹴散らした。
そして俺は、すでに発動された魔法を、
消し去った。
ギャラリーからは悲鳴の嵐。
目を見開いて驚いているテロリスト。
…悪くない。
「さぁ、始めようか」

