教室のドアを開ける(ただし透明になって)
ドアがいきなりあいたことで驚いたやつもいた。
(ほとんどが気付かないふり)
自分の席に行く。
…弁当、あった。今日はある。
ひっくり返されていてない時もある
(その時は勝手に調理室を使う)
…チャイムが鳴る前に戻らないと、教師が来る。
1人でただ屋上行くのも面倒だ。
(まぁ、屋上が好きなのだが)
チャイム5分前。いつも教室をでる時間。
外の先輩と絡んだ後に行こうかな。
この時間に外にいる先輩は…
ジュラさん、くみっさん、あと…SSSかな。
SSSには放課後、時間のある時に絡みたいんだけども…
ま、会ったら会っただ。あきらめよう
勢いをあまりつけずにドアを開けた。
「…先輩」
ドンピシャ。憎いほどのドンピシャ。
教室出たとたんにばったり。
「ん?どうした?」
相変わらずのマイペース。
さっきからSSSと省略している中の一人の先輩だ。
「…屋上行くところです。来ます?」
冗談で言ってみた。まぁ、食いつくわけもな…
「行く。ちょっと待ってろ」
うわぉ。真顔だ。しかも即答とは。
コイツ…なかなかのものだ
「…1分だけ待ってやりましょう」
仕方ない。ちょっと上から言ってみた
「おう。SSSも連れてくるね~」
え…え…え。ちょ、ま!!
「あの人たちもですか!!!!」

