「見て分かる通り、敵の人数はざっと20人。
リーダーらしき人物は魔法を使える奴らと人質のいる体育館にいる」
「この配置からどうするつもりだ?」
太一さんの説明の後に加茂さんの質問。
この場合は、何を迷うか。
「全員叩きますか。邪魔するやつは問答無用でブチノメス」
「なんで最後だけ片言…」
まぁ、最終目的は体育館だ。
通る道すべてにいるわけではないだろう。
いや…それより…
「相手にも魔法使いがいるなら、気づかれたんじゃ?」
「うん。今気づいた」
だめだこの人…。そこら辺含めて行動しろよ。
まぁ、ちょうどいい。
「体育館に6人。校舎内に14人前後。正面からが速いな」
「相手が気を利かせて校舎内の敵が全員こっち着たぜ。
どうする?紫桜」
ニヤッとしながら野口さんは聞いてきた。
他の先輩も用意はできてるって感じでこっち見てんな。
なら、やることは1つ。
「全面戦争と行きますか」

