「…本当いすんなり行けた…」
非常階段の入り口でも、見つかることはなかった。
むしろ、見つかっていると考えたほうがいいのか?
「…考え過ぎかな」
2階についたら、非常ドアを開けた。
ここから、教室に直接行ける。
考えてなかったけど、上履きどうしよ…
「まぁ、いいか。何も履かなくて」
普通に考えたら、ここは土足でも何か履くべきだ。
まぁ、普通ではない俺には関係ないか。
「3年の教室の前を通り過ぎるのは気が引けるが…しょうがない」
しかし、1つ目の教室で異常に気付くことになる。
「なんで、誰もいないんだろう…。机の位置もおかしい。めちゃくちゃだし。
それに…静かすぎる」
何かあるとは思ったけど…面白すぎる。
これは楽しまなくては。
慎重に1歩踏み出す。ここから見える限り、反対側の棟にも人がいない。
全校生徒が入れるとしたら体育館ぐらいだが、
今日はそんなイベントはなかったはずだ。
先輩はこのことを言っていたのか…?
なら、なんで知っていたんだろう。
そんな疑問は、3Bに差し掛かった時、吹っ飛んだ。
「…せ……ん…ぱい?」

