そのあと、ブルーは王子に抱かれ、
魔法使いのもとへと。
魔法使いの家に着くと、
王子は家のドアをたたいた。
ドアはひとりでに開き、中へ招き入れた。
王子はためらうことなく中に入ると、
魔法使いが待っていた。
「遅かったね。よく決断した」
そういって、王子のもとへと近づいた。
「ブルーというのかい。きれいな名だねぇ」
そういって、ブルーの頬を撫でた。
王子は、「この子を頼みます」
と言って魔法使いに渡した。
不安そうな顔をしていたブルーは、
魔法使いの腕に渡った時、安心そうに眠った。
魔法使いは、見たときにわかったことがあったらしい。
「この子は普通の魔法使いでも、人間でもないよ。
生まれながらに魔法が使えることが珍しいわけじゃないんだ。
この子はそこら辺の魔法使いとは違う。
普通の人間と混じって生活していると、
取り返しのつかないことが起きる。ここなら守ってやれる」
王子には魔法使いが何を言っているかわからなかった。
しかし、今までに見たことがなかった魔法使いの目に、
王子は信用性がある。と判断した。
妃がすぐに答えを出したのと何か関係があったのだろう。
魔法使いは、この辺でも有名であった。
世界中でもかなり上位な魔法が使えた。
王子は信用した。ブルーを任せられると信用した。

