そう言って彼に飛びつく。





「ちょ、相変わらずいきなりすぎるんだよ」





そう言いながらも飛びついた私の頭をなでてくれる





「大好きだった」





小さいころから恥ずかしくて伝えられなかった思い。





伝えられる日がくるなんて思ってもいなかった。





「過去形?今は?」





そうニコッと笑って聞いてくる





「大好きだもん」





そう言って抱きついている腕の力を強める。





「ちょ、姫ちゃん苦しいって」





そう言って笑っている潤君。