「理~央…」
「何だよ!!朝ぱっから…大声出して」
「理央でしょ!!私の香水使ったの」
「何で…俺が女の香水使うんだよ!!」
「じゃあ…誰が私の香水使ったのよ…」
「そんな知るか…あっ!?」
「あっ!?って何?」
理央は急に何かを思い出したらしく…
慌てた様子で言葉がごもる理央
「いや…その…」
「やっぱり理央なんでしょ!?」
「あっ~悪かったよ!!買ってやるから」
私は理央にかなりの激怒だった
「理央のバカ!!信じられない!!」
「ほら…二人とも遅刻するわよ!!」
お母さんが二人の喧嘩の輪に入り止めた
「理央のバカ!!許さない…」
私は怒って家を出た…
一ノ瀬美桜…年は17歳の高校二年生…
彼氏はおらず…
早く私にも春が来る事を信じてる
女子高生…