リビングに入ると同時にカレーのいい匂いに包まれる。 キッチンの冷蔵庫から麦茶を取り出し、コップ一杯飲み干す。 母が「もうカレーできてるわよ。」 そう言いながら食卓に座ってカレーを食べるとこだった。 自分も食卓にすわりスプーンを手に取り一口。 やっぱり母のカレーはどこのカレーよりも美味しい。 そんなとき、 母がこう言った。