恋色キャンバス


ヴィーン。

スマホが振動した。

恭太からの返信だった。

「空港迎えに来いよ。

待ってるからな。」


それは予想していたものとは少し違っていた。

やっぱり恭太は変わってないや。

私はベッドの上で1人スマホの画面を見ながら微笑んでしまっていた。

「うん。
もちろん。」

そう返信した私はすぐにベッドに潜り、安心して深い眠りについていた。