1時間目のつまらない数学の授業がもうすこしで終わろうとしてた時。 私は窓の外をポケーっと頬杖をつきながらながめてた。 あくびをしたり、ノートの端っこでリアルな絵を書いてみたり....。 昨日のことが忘れなくて.... というか、絶対に忘れない! 「恭太が帰ってくるなんて....」 と、ボソッと呟いたときだった。 黒板の前でぺちゃくちゃなんやら意味のわからないような公式(本当は意味わかってる)を話してる先生が私をみて、