「小野田さー、高校どこいくの」




「うち?うちは…ここから一番ちかいとこ。」



「俺高校行けっかな〜?」


一瞬思った。

コイツと同じ高校に行きたいって。


誰もいない美術室で2人が窓越しに座っていた。