「やば、めっちゃ可愛い!!」 1人で騒いでる河上をよそに、 俺はただただ見つめていた。 「な、さっきの子めっちゃ可愛い かったよな!!」 帰ってる最中もその話題ばかりだった。 「名前なんて言うんだろ。 可愛かったなぁ〜。名札白やけん 1年生だよな!! あんな子見たことない んやけどな〜。」 ぶつぶつとずっと1人で喋っていた。