「まぁとりあえず、 荷物取りに帰って待ち合わせしよや」 「おう。」 羽鳥と別れて、俺らは帰ろうと 靴を履き替えていた。 「あ。」 「ん、どした??」 河上の間抜けた声に俺は反応した。 河上の視線の先には、朝出会った 少女の姿があった。