片翼の白


「ってゆか今日、羽鳥ん家行かね??」

河上が話しをふっかけてきた。

「いいけど、」

「俺ん家泊まるかって話しに
なっててさ。妹いるけどいいなら。」

妹いるんだ、羽鳥。

「羽鳥の妹だろ?? 絶対可愛いよな(笑)」

俺は笑いながら羽鳥の肩を
叩いて言った。