「おっはよー!杏!」
今、ドスッと突進してきたのが私の友達の夜空。 可愛いくて、優しくて、私には、もったいないくらい素敵な子なんだ。私の設定は......そのうちわかってもらえると、楽なんだけど…
「おはよう、夜空。朝から、元気だね。」
クスッと笑った。それに夜空がイラっときたのか、
「杏は、元気なさ過ぎだよぉー!」
リスみたいにほっぺを膨らませた。
「(可愛いなぁ、夜空は…)」
「杏!!私に可愛いは、禁句だって、言ってるでしょ?((プンプン」
「.........エスパー?それとも、声漏れてた?」
「うん!エスパーです!」