ガラッ 勢いよくドアを開けて 教室を出て行った。 「あぁぁー、バカだろ俺… なんでいつもこう…」 「ねぁ、谷沢 少しは素直になってみたら? まあ、実夏には彼氏いるし、 告ってもふられると思うけど いわないよりはましなんじゃない? 気持ち伝えなきゃ、 もやもやしたまんまだと思う。 それに、あんたこのまま 友達にも戻れなくなってもいいの?」 「だよなぁ、さんきゅっ 俺、素直になってみるわ!」