「はぁぁ、全然眠れなかった…」 あたしは、寝不足の目をこすりながら階段を下りた そして、 なれた手つきで、髪を一つにゆわいて、キレイにアイロンがけされた制服をきた 「りのー、ご飯はぁ?」 「いいのー、食欲ないからぁ 行ってきまーすっ」 「そぅ…、いってらっしゃい」 食欲ないっていうのも、嘘ではないんだけど、 本当は昨日の事をはやく聞きたいだけなんだけどね