「ハイ?!
…って、え?」
自分のことを呼んだのが隼人だとは、すぐこの瞬間に分かった。
でもあれ?
…どこから聞こえてんの?!
もう一度左右を大きく首を振りながら確認する。
それなのにただっ広くて、ピカピカに掃除されたこの廊下には、人なんて…見当たら…
「ッ!!」
急に、あたしの腕が誰かにつかまれた。
しかもかなり冷たい…?
「は、隼人っ。
こんなとこに座って…
ってか、寝てる?!」
まじまじと隼人の顔を見つめてみるが、パッチリ閉じられた瞼からは寝てるとしか言いようが無い。
って言うか、まつげ長ーっ…
…いや、あたし何考えてんの?!
…我ながらキモっ。

