「―…あ゙ーッ!」 「衣子、うっさい」 「…やっぱ無理…」 こちら、青葉学園大学部『Eクラス』。 只今たった2人っきりで みっちり補習を受けてます。 「早く終わらせねぇと、 パーティー行けねぇだろっ! さっさとしやがれ、アホ」 「隼人に言われたくないんですけどっ ってか、スミス先生言ってたもんねーっ!」 部屋の窓から、沈みかける夕日を見るなりなんなり怒り出した隼人に、あたしはシャー芯を遠慮なく、次々と刺しまくっていた。 「何を!」 「今日は、8時までするんだって!」