「大翔は、
あたしの何処が好きなわけ?」

「は?」



付き合って約2年。


色んな話をしてきたけど、実はまだこれは聞けてなかった。




大翔は、悶々とした表情で何かを考えている。


…そんなに悩むほど、

あたしの好きなところ…ないの?!



「…あ!

アホなところ!」


突然、大翔はそう言った。



…?    


『アホなところ!』ぉ?!