妖の姫と恋をして 1






-Side Aira-





わらわは時々楓雅が

会いに来てくれるのが嬉しかった。



最初はそれだけで十分だったのじゃ…


けど、楓雅がいろんなことを

楽しそうにわらわに話すのを見て

わらわは楓雅ともっと一緒にいたい

楓雅のことをもっと知りたい

と思っていた。