-Side Aira-
屋上に二人になって
私は楓雅に告白された
楓雅
「もうお前を離さねぇ。
さみしい思いもさせねぇ…
お前がたとえ妖姫で俺の敵でも
愛蘭…
好きだ。
俺の女になれ。」
そう言われて私は嬉しくて
幸せな気持ちでいっぱいになった
そして「はい」と返事をした。
嬉し涙を流しながら…
そして楓雅は
「愛蘭の過去も未来も
俺が全部受け止めてやる」
そう言って
私にキスをした。
これはまだ*はじまり*にすぎない
人間と妖の心を繋ぐ鍵となる
これから私たちが幸せになるのは
もう少し先の話になる…
END