-Side Huuga-





俺は勢い良く屋上のドアを開けた


すると目の前には


愛蘭を抱きしめている零がいた



すぐに離れるように言ったが

零ははなす気はないらしい…







愛蘭
「えっ、ちょっと零くん‼︎

あれ⁇楓雅⁈な、なんでここに⁈」






楓雅
「愛蘭…お前は零が好きなのか⁇」






愛蘭
「ち、違うよ‼︎

私が好きなのは楓雅だもん‼︎

あっ…///」






どうやら必死になりすぎて

隠すことを忘れてしまったらしい



本当に可愛いやつだ





楓雅
「零、そういうことだ

お前に勝ち目はねぇ。

だから離せ」





俺がそういうと零は愛蘭をはなした






「最後くらいいいじゃないか

まったく

楓雅は独占欲が強いんだから。」





零はやれやれと言い俺の方へきて


耳元で最後に






「楓雅ありがとう

また会おうね…」





そう言って愛蘭から

ブレザーを受け取って帰って行った。