-Side Rei- やっぱり告白は断られちゃったけど 愛蘭は告白してくれたことが 嬉しいと言ってくれた。 それと愛蘭は僕のことを 友達として好きだと言ってくれた。 それだけで嬉しかった。 それだけで十分だった。 零 「僕、愛蘭のこと好きになって 良かったよ‼︎ こちらこそ友達になって下さい」 僕はそう言って手を差し出した。 これでいい…これで、いいんだ。 愛蘭 「はい」 愛蘭はそう言って笑顔で 僕の手を握った。 その瞬間僕は我慢ができず 愛蘭を抱きしめた。