ガチャッ…バタン 私たちは屋上のドアを開けて外へでた もう五月で 外は思ったよりも暖かかった。 けどやっぱり春が終わったばかりで 風は冷たかった 愛蘭 「風が冷たいね」 零 「そうだね」 零はそう言って 私に自分が着ていたブレザーを かけてくれた