妖の姫と恋をして 1








楓雅
「おぃ、そこのお前

愛蘭を見なかったか⁇」





俺は近くの女にそう聞いた





A子
「ふ、楓雅くん///!?

愛蘭ちゃんなら授業終わってすぐ

男の子に呼ばれてたよ⁇

屋上に行くとかなんとかって…」






B子
「あ、確かこないだから噂になってる

うちのクラスに突然現れたっていう

イケメンで、目の色が片方ずつ違う

男の子に呼ばれてたかな⁇」






楓雅
「まじかよ…さんきゅ」






目の色が片方ずつ違うのは

零しかいない…



俺はそれを聞いて

すぐに屋上に向かった。




零のやつ俺より先に…許せねぇ。


零がその気なら俺は手加減しねぇ…