-Side Rei-





僕は今日愛蘭に

想いを伝えることにした



それは大分前から決めていた。



だって僕は明日になったら

日本にはいないから…




まぁまた戻ってくるけどね。




だけど行く前にこの気持ちを

片付けておきたかったんだ。







「今日の放課後屋上にきてくれる?

君に大事な用があるんだ…

これは二人の秘密だよ」







愛蘭
「えっ…う、うん

分かった」







本当はもう返事は分かってるんだ…



けどこの想いを伝えられずには

いられなかった。