妖の姫と恋をして 1








楓雅
「あぁ。分かってる。」





黒妖神
「ふむ。ならば

わしにお主の何をくれるのじゃ?

心臓か⁇

まぁ心臓がダメならば

その黒い瞳でも良かろう。」





そう言って黒妖神は尻尾を振りながら

俺の周りをうろついた