妖の姫と恋をして 1






楓雅
「愛蘭‼︎おい‼︎しっかりしろ‼︎


お前…なんで妖力を使って

身を守らなかったんだ‼︎


どうして償わなきゃならないなんて

言ったんだよ…。


俺はまだ…お前のこと

本当の孤独から救えてよ‼︎


それに今ならまだ間に合うはずだ‼︎

周りの妖気を吸うんだ!

そうすれば…まだ」






愛蘭
「もう、いいんだ…楓雅

たとえ、私が…莉奈、の…お父さんを、

殺して…なく、ても

私、には…過去に…犯した、

罪、がある…

だから…償わないと…いけない。」