妖の姫と恋をして 1








愛蘭
「楓雅…泣かない、で。

笑って…?…ね?…。

わたし、楓雅の…笑った顔…

…好きだよ。

楓雅のこと…だい、すき…だ…よ…」





そう言うと愛蘭は涙を流して目を閉じた