「いままでイギリスで生活していたの。」 「えっ!?そうなの?確かにパッと見イギリス人って感じだね。」 「うん。ハーフ何だけどイギリスの血の方が濃くてね…。」 そうなんだぁー、と美紅は嬉しそうに相槌を打つ。 美紅は、レイのことを一つ知れた様で嬉しかった。 「じゃぁ、ショッピングのあと喫茶店にでもよってお喋りしようよ!」 「あぁ、それはとてもいい考えね!」 そして、高校初の終礼が終わった後。 二人でショッピングモールへ向かった。