レイは、さっきと比べ様もないくらい、気分が高まっていた。


(友達と遊ぶなんて、初めて!)


美紅も、心なしか嬉しそうな顔をするレイをみて嬉しくなっていた。


「ねぇねぇ、美紅!どこで遊ぶの!?」


「そうだなぁ。ショッピングなんてどう?」


「Shopping?」


「あはは!なんで英語なの?」


(あっ、癖が…。まだ、英語が抜けないんだよなぁ。)


「ごめんね。あっちの生活が長くて。」


そう言ったレイに、不思議そうな顔を美紅は向けた。


「あっち?」