夏色の約束。~きみと生きた日々~



この温もりを、絶対に失いたくないよ……。


できることなら、大声で泣いちゃいたいのに……。


なつはひとり、心の中で叫ぶ。


君に決して知られてはならない思いを。


心がどうしようもなく痛く疼いて、泣きたくてたまらなくて。


そんななつの背中に優しく回されたのは、あおちゃんの両腕。


「俺も、好き」


切なく囁かれるように放たれたその言葉に、別の意味で胸が疼く。