10分ぐらい後に、やっとかなは起きてくれた。


俺はもうかなり焦ってる。


「かな!!早く!!俺遅れる!!」


「ーーーへっ?何に?」


「言ったじゃないか!!今日、ココ達と会うんだって!早く用意してよ、頼むから」


「あっ、忘れてた!ごめん!!急ぐね」



かなは慌てて立ち上がり、台所へ。


俺はその間に俺の家に一旦戻って、出かける支度をした。